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  • "Toward the reconstruction from the Great East Japan Earthquake - the technical recommendation for recovery" (In Japanese only) : Global Energy Policy Research
    therefore it was a reasonable risk aversion to avoid agricultural products from the affected areas That is appropriate action However currently after contamination has been identified and understood and the safety of the products are checked by inspections at collecting and distribution stage taking same action can damage the fairness of agricultural markets Unfortunately sometimes the local authorities and residents of other regions becomes the victimizer of harmful rumors and damage the affected area Some points out that radioactive contamination are also contaminating heart of Japanese people in a manner like discrimination Video Is Fukushima Dangerous Distorted images of Japan Morley Robertson Nobuo Ikeda What s happen What was the cause in Fukushima Morley Robertson writer and DJ talk about distorted images of Japan after Fukushima nuclear plant accident with Nobuo Ikeda 21st Century Energy Challenges At the ARPA E 2012 summit Bill Gates and U S Energy Secretary Steven Chu discussed the largest energy challenges of the 21st century in the U S and around the world A Web TV Program Is radiation really so harmful Considering risks of nuclear power generation Japanese only Agora Institute who operates GEPR broadcasted a Web TV program Is radiation really so harmful Considering risks of nuclear power generation on internet video streaming channel Niconico Live on January 19th in Japanese only Nobuo Ikeda President of Agora Incorporated and three experts on radiation risk analysis and energy policy discussed about the situations after Fukushima nuclear accident Their opinions were consistent that potentiality of health damage caused by the Fukushima accident is very small GEPR will provide a summary about this program soon Podcast Agora Inc who operates GEPR releases a podcast program which was originally aired on Jan 19th 2012on internet video streaming channel Nico nico Live Is radiation really so harmful Considering

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  • 福島でのリスクコミュニケーションの重要性(上)-放射能より恐怖が脅威 : Global Energy Policy Research
    科学者としての立場から 福島の人のために何か役に立てないかとの思いから 今回の訪問が実現しました 本当の健康被害は心理的ストレス 分子病理学の研究者として チェルノブイリでの原発事故の影響を研究することに多くの時間を費やしてきましたので 原子力発電所での事故による放射線被ばくで どのような健康上の影響があるのかについては 十分理解しております 健康上の影響というのは 人体への放射線の影響によるものというよりも むしろ 多くの人々が先祖代々からの土地を離れて生活せざるを得ないこと そして コミュニティに起こる変化に直面することからくるものです 自分の家に戻ることができるのか できるのだとすればいつなのか 自分自身 あるいは家族に放射線被ばくによる健康上の影響があるのかどうかを知ることもできない不確かな状況では 普通の生活を送ることは非常に困難です 原発事故による放射性ヨウ素被ばくでの主な影響は 幼児期に被ばくした場合に 甲状腺がん発症につながることがチェルノブイリの事例からわかっています 甲状腺がんの発症数は 被ばく量に関連しています 放射性ヨウ素で汚染された空気を吸わないようにすること 汚染された食べ物を摂取しないことによって 放射性ヨウ素へさらされる危険を減らせば 一人ひとりの被ばく量を減らせることがわかっています 福島では事故の後で そうした被ばく量を減らす取り組みがなされました そのために住民の放射性ヨウ素の被ばく線量は平均して チェルノブイリ事故後のそれと比べると 非常に少なかったのです 加えて ヨウ素をふんだんに含む普通の日本食も 放射性ヨウ素が体に取り込まれるのを阻む役割を果たしています 放射性ヨウ素による汚染は非常に短期的なものです 福島で放出されたすべての放射性ヨウ素は 事故後3カ月以降には存在しません 原子力発電所から放出された たとえば放射性セシウムなどの 環境に長期的に残る他の要素による汚染を懸念する声もあります しかしながら 放射性ヨウ素とは対照的に 放射性セシウム被ばくによる健康被害に関しては チェルノブイリでは依拠する証拠がまったく見られませんでした おそらく 福島でもチェルノブイリでも大多数の人々の被ばく線量が一度のCTスキャンによる被ばくと同等か少ないかだったからだと思われます 放射性ヨウ素の場合と同じく 福島原発から放出された放射性セシウムの量もチェルノブイリに比べてはるかに少ない量でした チェルノブイリ事故後の最大の健康被害は 被ばくによって直接生じたものではなく 放射能への恐怖によるものでした この恐怖から 人々は自身と家族の健康被害をおそれ 精神的にも また 生活の質にも大きな影響を受けました 私たちはチェルノブイリの事故から放射能の健康被害について多くを学びました しかし被ばくを抑えるために 住み慣れた地域を離れるといったことによって引き起こされる心理的ストレスにどう対処するかについては 残念ながら十分には学んでいないのです 情報と対話で得られる安心 福島ではじめに訪問したのは いわき市にいる 福島のエートス に参加する皆さんでした 福島第一原発から25km離れた 150世帯くらいの末続という小さなコミュニティに住まわれている方々です 定期的に外的な放射線量 ホールボディーカウンターによる体内の放射線量 そして食べ物に含まれる放射線量を計測しています そしてその数字が実際にどんな意味を持つのかについて 食べ物や生活習慣がどのように線量に影響しているのかについて話し合いを グループ内でされています 私が訪問した時には 地域に住まわれる年配のご夫妻 小さいお子さんを含めてのご家族連れ また 赤ちゃんを連れたお母さんもいらしてました メンバーの方々は 自分たちで積極的に動かれ 実際に海に出て釣った魚を食べた体験を伝えてくれたり その写真を見せてくださいました 放射線について学び 実際に線量を計測することによって 行動を自らの意思でコントロールされている方たちでしたので 私が特に科学者としての見解をお伝えして安心してもらう という場にはなりませんでした ですが 一人ひとりの話から 最初の不安や葛藤から 情報を知ること 実際に計測をすることによって どのように納得し 前進しているかという心の変化の過程を興味深くうかがいました また 自分は納得していても やはり離れて住む家族から心配され その心配をほぐしていこうとされる娘さんのお話が印象的でした 私自身も娘がいますので その親御さんがどれほど心配されているかはよく分かります その混沌から抜け出した娘さんだからこそ 自分たちがその地に住み続けると決めたことを 離れて住む親御さんに説明できているのだと思います さまざまな情報が錯綜し 混沌とした状況のなかで 分からないからこそ苦しいという状況から 情報と対話によって その状況を脱却することの重要性をあらためて感じました 下 情報流通での科学者の責務 に続く 2014年11月4日掲載 映像資料 映像 電力自由化まであと2ヶ月 電気代は安くなるのか 2016年2月2日放送 出演は竹内純子さん NPO国際環境経済研究所理事 主席研究員 宇佐美典也さん エネルギーコンサルタント 池田信夫さん アゴラ研究所所長 4月から電力の小売りが自由化される そのプラスとマイナスを分析した また池田さん 竹内さんは共に 1月に亡くなった国際環境経済研究所の澤昭裕さんと共に仕事をしてきました 澤さんの追悼と思い出を番組で振り返った 映像 中東の激動で原油はどうなる 2016年1月13日放送 出演は岩瀬昇氏 エネルギーアナリスト 池田信夫氏 アゴラ研究所所長 司会は石井孝明氏 ジャーナリスト 1バレル30ドル割れの原油価格の下落が続く一方で 中東情勢の不透明感が増している 2016年の原油価格はどうなるのかを考えた 映像 原子力報道 メディアの責任を問う シンポジウム 2015年12月8日開催 静岡県掛川市において 出演は田原総一朗 ジャーナリスト モーリー ロバートソン ジャーナリスト ミュージシャン 松本真由美 東京大学客員准教授 キャスター の各氏が出演 池田信夫アゴラ研究所所長が司会を務めた 原子力をめぐり メディアの情報は 正確なものではなく 混乱を広げた面がある それを メディアにかかわる人が参加し 検証した そして私たち一般市民の情報への向き合い方を考えた 映像 日本のプルトニウムの行方 2015年11月24日放送 出演は鈴木達治郎氏 長崎大学核兵器廃絶研究センター長 教授 池田信夫氏 アゴラ研究所所長 司会は石井孝明氏 ジャーナリスト 核兵器廃絶を求める科学者らの パグウォッシュ会議 が今年11月の5日間 長崎で開かれました 鈴木氏は その事務局長として会議を成功に導きました また14年まで国の原子力政策を決める原子力委員会の委員長代理でした 日本の原子力の平和利用を考えます 映像 福島は危険なのか 医療現場からの報告 2015年10月27日放送 出演は越智小枝 相馬中央病院内科診療科長 池田信夫 アゴラ研究所所長 司会は石井孝明 ジャーナリスト 越智氏は公衆衛生学の研究者であり 内科医でもある

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  • 福島でのリスクコミュニケーションの重要性(下)情報流通での科学者の責務 : Global Energy Policy Research
    と住民の方にお聞きしたところ ほとんどの方が 知らない と回答されました 私たちは放射線の影響を見るための検査と思って子どもたちに受けさせていました という発言をうかがい スクリーニングする側から住民に対して十分な説明がなされていないという事実に大変に驚きました 会場の参加者からも 説明が不十分である という点と 説明そのものが専門的で分かりにくい という点の2つのコミュニケーション不足が指摘されました こうしたコミュニケーションの不足によって 県民に寄り添おうとして行われている甲状腺超音波検査が かえって県民に疑いや不安をもたらすということの原因になっていると考えられます 私は 福島第一原発の事故後に 日本以外の国でも また日本でも放射線リスクコミュニケーションに積極的に取り組み 学校や大学で幅広く講演を行っています 日本では小学生や環境グループから政府機関で働く人々まで いろいろな人たちと話してきました コミュニケーション不足による誤解 情報の錯綜による混乱 知らされないことによる不安などにさらされている福島の方に対して 科学者として 医療従事者として正確な情報を伝えることで そうした誤解 混乱 不安を少しでも解消したいのです またリスクコミュニケーションの役割の大きさを 今回の福島訪問を通じて あらためて認識しました 人々を安心させられる情報 簡単に理解できる情報を提供できればと思っています シンポジウムでの議論はとても活発で 地元の人々が積極的に問題にかかわり 私たちが提供する情報を熱心に活用しようとされていることが分かり 本当にうれしく思いました それに加えて とりわけ地元の生産物 特にとてもおいしい地元の桃を食べることができたのは大きな喜びです より正確な情報を伝えたい 最後に訪れたのは福島助産師会でした この方たちは 健康被害を一番に心配しているお母さんたちや妊婦さんたちをサポートしています ここで助産師の方々は 放射能の人体への影響 特に幼児への影響を積極的に勉強しています 事故後に生まれた赤ちゃんに放射能の影響がでていないと安心している方もいれば 食物汚染をめぐって 次世代への影響や 継続的問題を心配する方もいました 中には 助産師さんご自身も被災者であるにもかかわらず 若い母親に手をさしのべ 適切な助言をしておられる方もいました 福島での事故以降 日本政府は非常に迅速に対応し すぐに該当地域を避難させ 汚染された可能性のある地域の生産物を市場への供給をカットしました 日本では 食物の安全許容基準はヨーロッパよりも低いのですが 事故の後 リスクを最小限にしようとする国民を安心させるのに 政府はその基準をさらに下げました こうした対応策は放射線量をさらに低くするためにとられた措置 であり このことで健康へのリスクは最小限にとどめられています WHOとUNSCEARからの 最近の二つの報告書では 福島原発事故後の放射線被ばくによる健康被害は非常に考えにくいとされています このことは チェルノブイリの原発事故後の被ばく線量と比較して 福島での被ばく線量が極めて低いということに起因しています 健康の問題ではなくコミュニケーションの問題 チェルノブイリ事故についての最近の報告書でUNSCEAR 原子放射線の影響に関する国連科学委員会 は多くの人の考えとは対照的に 事故の最悪の健康被害は放射能が実際に引き起こした影響ではなく 放射能が与えるかもしれない影響への恐怖から来るものであったと述べています 起こるかもしれないことを不安に思うことが 生活の質に非常に悪い影響をもたらし それがストレスに関連する病気を引き起こす可能性があるのです すべての科学的証拠が示唆するところによれば 誰一人として 福島の事故そのものからの放射能によるダメージをこうむるとは考えられません しかし そうかもしれないという不安が大きな心理的問題を引き起こしうるのです ですから 福島の事故の放射能からの健康リスクは無視できるけれども 何か起こるかもしれないという過度の不安は放射線そのものよりもずっと健康に悪いのだと理解することが重要です 福島で見てきたことは 健康の問題ではなく コミュニケーションの問題です 福島に住む人々は福島における放射能の安全性について心配しているのではなくて 放射能は安全ではないと信じている人たちとの断絶が福島の復興を妨げかねないということを意識しています 福島を訪れて リスクコミュニケーションの重要性をいっそう強く感じました 最近の議論では リスクの捉えかたに見られるギャップをどのように埋めるか コミュニケーションの断絶をいかに回避するかにフォーカスが置かれています これは真に建設的な議論を始めるために必要なことです 事実 が社会の異なる集団によって異なる解釈を持つために 集団の間での認識の ギャップを克服するメカニズムを構築するのは本当に難しい問題です だからこそ 私たち科学者による情報の提供はよりいっそう重要と信じます これからも 福島の人々が 正確な情報を得ることによって 不必要な混乱や不安 そしてストレスから抜け出してほしいと思います そしてこれらのギャップを克服する議論が広がることを願ってやみません 2014年11月4日掲載 映像資料 映像 電力自由化まであと2ヶ月 電気代は安くなるのか 2016年2月2日放送 出演は竹内純子さん NPO国際環境経済研究所理事 主席研究員 宇佐美典也さん エネルギーコンサルタント 池田信夫さん アゴラ研究所所長 4月から電力の小売りが自由化される そのプラスとマイナスを分析した また池田さん 竹内さんは共に 1月に亡くなった国際環境経済研究所の澤昭裕さんと共に仕事をしてきました 澤さんの追悼と思い出を番組で振り返った 映像 中東の激動で原油はどうなる 2016年1月13日放送 出演は岩瀬昇氏 エネルギーアナリスト 池田信夫氏 アゴラ研究所所長 司会は石井孝明氏 ジャーナリスト 1バレル30ドル割れの原油価格の下落が続く一方で 中東情勢の不透明感が増している 2016年の原油価格はどうなるのかを考えた 映像 原子力報道 メディアの責任を問う シンポジウム 2015年12月8日開催 静岡県掛川市において 出演は田原総一朗 ジャーナリスト モーリー ロバートソン ジャーナリスト ミュージシャン 松本真由美 東京大学客員准教授 キャスター の各氏が出演 池田信夫アゴラ研究所所長が司会を務めた 原子力をめぐり メディアの情報は 正確なものではなく 混乱を広げた面がある それを メディアにかかわる人が参加し 検証した そして私たち一般市民の情報への向き合い方を考えた 映像 日本のプルトニウムの行方 2015年11月24日放送 出演は鈴木達治郎氏 長崎大学核兵器廃絶研究センター長 教授 池田信夫氏 アゴラ研究所所長 司会は石井孝明氏 ジャーナリスト 核兵器廃絶を求める科学者らの パグウォッシュ会議 が今年11月の5日間 長崎で開かれました 鈴木氏は その事務局長として会議を成功に導きました また14年まで国の原子力政策を決める原子力委員会の委員長代理でした 日本の原子力の平和利用を考えます 映像 福島は危険なのか 医療現場からの報告 2015年10月27日放送 出演は越智小枝 相馬中央病院内科診療科長 池田信夫 アゴラ研究所所長 司会は石井孝明 ジャーナリスト 越智氏は公衆衛生学の研究者であり

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  • 福島浜通りの現状:敵は放射線ではない : Global Energy Policy Research
    仕方ないのでラー油だけなめていましたよ 子どもたちの為に相馬市に留まった教師の方からそのようなお話しも聞きました 2 避難生活による健康被害 このように取り残された方々だけでなく 避難された方もまた 健康被害に苦しんでいます 長期療養施設の避難により 避難された入所者の死亡率が3 9倍にまで上昇した という報告もあります 注1 これは急な環境の変化や搬送という負荷が寿命を縮めた可能性や 一度に大量の患者さんの申し送りをした結果 必ずしも患者さんの状態について十分な情報が伝えられなかった可能性もあります 療養施設だけでなく 健康な高齢者にも同様のことがいえます 相馬市で2012年に行った仮設住宅の健康診断では 高齢者の歩行不安定性 開眼片足立ちテストで15秒未満 の危険が 仮設住宅では自宅に住まれている方々に比べ5倍以上も高い事が示されました 粗データは相馬市HP 注2 同じ方々の握力の平均はむしろ仮設住宅の方が強く 元々筋力のある漁師さんや農家の方々が 1年間の避難生活を行う間に急速に下肢筋力の衰えを来したと考えられます 3 甲状腺スクリーニングによる被害 もう一つの例は 甲状腺スクリーニングによる被害です 注 福島県における小児甲状腺超音波検査について 首相官邸ホームページ 山下俊一福島県立医科大学副学長 当時 の解説 無料で受けられる痛くもない検査なのだから何の問題もないではないか そう思われる方もいらっしゃるかもしれません しかし 先日福島県伊達市の霊山 りょうぜん 地区で行われたシンポジウム 注3 で地元の方々とお話ししたところ 徐々にスクリーニングの弊害とも言える現状が明らかになりました ようやく風評被害が落ち着いたところでスクリーニングを行ったことで やっぱり福島は危険なんじゃないか と言われるようになってしまった と スクリーニングの存在そのものが風評被害を助長した という意見もありましたし 子供が A2 注 検査結果で小さなしこり 嚢胞 のうほう がある と言われた時の心理的負担を話される方もいました 中でも問題になったのが過剰医療の可能性です 医療者側が見つかったがんを過剰に手術をしている と取られる傾向にあります しかし実際の所は 不安になった親御さんが お子さんは癌です だけど小さいから待ちましょう という方針に納得できず 早めに手術を受けさせたがる ということも多かったとのことです 本来はスクリーニングの前に以下のようなコンセンサスを得ておく必要があったと思います 普通行わないスクリーニングを行う事で 甲状腺がんが偶然見つかる可能性があります もしがんが見つかった場合 手術しなくてはいけない という意見が主流です しかしそれは スクリーニングをしなければ見つからなかったがんである可能性もあります 手術には合併症や傷跡の残る可能性があります もし 本来見つからなかった がんを手術しなかったら何が起こるのかは 分かりません A2 です 再検査です と言われた時 には次の検査まで不安で過ごさなくてはいけません それでもお子さんにスクリーニングを受けさせますか このようなコミュニケーションを充分行わずに始まってしまった甲状腺スクリーニングが お子さんや親御さんの心を深く傷つけています さらに 先行調査のうちに小さな癌を見つけておけば本格調査での検出率が下がるか 原発の影響は少ない と言おうとしているのかもしれない などと むしろスクリーニングを行う事で政府への不信を強めた方もいらっしゃいます 健康被害への道は善意でできている 福島の災害は終わっていません その災害はまき散らされた放射能の為だけではありません 誤解を恐れず言うならば 放射能以上に恐ろしいのは 実はまき散らされている 善意 なのではないでしょうか 地獄への道は善意で敷き詰められている The road to hell is paved with good intentions という警句があるようです 同じことがここ 福島でも言えるのではないか この半年間様々なものを見聞きして 私が感じることです 福島の放射能は怖い そのようにおっしゃる方々の多くは 一部の明らかな悪意は別として 心の底から福島に住む子供たちを心配されているのだと思います それだけではなく 避難区域の設定も 避難指示も 甲状腺スクリーニングも そのどこにも 悪意 は存在しない 私たちはその事をもっと深刻に考えなくてはいけないのではないでしょうか 個人や個別の団体に悪意はない 善意も悪をなすことはある そう考える事から始めなければ 福島の健康被害の全容を知る事はできないと思います 狭視眼的に誰かを非難することに囚われている間に 刻一刻と被災者は増加していくのです 今の浜通りに起きていることは 放射能という特殊事態ではありません 目に見えない脅威のもたらす健康被害は 世界中で毎日のように起こっています たとえばエボラ出血熱や鳥インフルエンザ サリンや炭疽菌などのテロ これらもまた 見えないゆえに社会に混乱を起こす危機です 今 この福島に学ばなければ 似て非なる脅威が現れた時 人々はまた防ぎ得た被災者を大量に排出することになってしまうのではないでしょうか 放射能 で思考停止をしない限り 浜通りは日本の将来へ向けて 様々な学びの機会を与えてくれます 災害はもちろん起こらなければ良かった事件です しかし一旦起こってしまったこの災害が与えてくれる知恵を せめて受け取り損なわないようにすること それが今の私たちに出来る最善だと思っています 越智小枝 おち さえ 1999年東京医科歯科大学医学部卒業 国保旭中央病院などの研修を終え東京医科歯科大学膠原病 リウマチ内科に入局 東京下町の都立墨東病院での臨床経験を通じて公衆衛生に興味を持ち 2011年10月よりインペリアルカレッジ ロンドン公衆衛生大学院に進学 3 11をきっかけに災害公衆衛生に興味を持ち 相馬市の仮設健診などの活動を手伝いつつ留学先で研修を積んだ後 2013年11月より相馬中央病院勤務 剣道6段 2014年9月1日掲載 映像資料 映像 電力自由化まであと2ヶ月 電気代は安くなるのか 2016年2月2日放送 出演は竹内純子さん NPO国際環境経済研究所理事 主席研究員 宇佐美典也さん エネルギーコンサルタント 池田信夫さん アゴラ研究所所長 4月から電力の小売りが自由化される そのプラスとマイナスを分析した また池田さん 竹内さんは共に 1月に亡くなった国際環境経済研究所の澤昭裕さんと共に仕事をしてきました 澤さんの追悼と思い出を番組で振り返った 映像 中東の激動で原油はどうなる 2016年1月13日放送 出演は岩瀬昇氏 エネルギーアナリスト 池田信夫氏 アゴラ研究所所長 司会は石井孝明氏 ジャーナリスト

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  • 福島の不安に向き合う(上)--甲状腺検査の波紋 : Global Energy Policy Research
    さらに この検討委員会では 調査の位置づけやそのものやがんと診断された方のフォローアップのあり方に関して 県側が明確にそれを示さないなど議論がかみ合わない面があり この検討会が福島県民へ不安感を招きかねないとの意見も見受けられた 検討委員会を受けて平成26年7月23日の福島民友新聞に甲状腺検査がもたらすかもしれない過剰診断を取り上げた記事も掲載され 甲状腺検査の難しさが改めて浮き彫りになっている この問題はやっかいな難題である 過剰診断を指摘する議論は 検査を受けることでの不利益にも着目するものである しかし 原発事故に由来した放射線によりもたらされたかもしれない甲状腺がんによる不利益を最小限に抑えたいとする極めて自然な考え方からは 大切な検査の価値をおとしめるものとして強い反発を招きかねず その主張の背景へも疑念が広がることが考えられる 先行調査の位置づけも それが全数調査であることからも 放射線の影響をできるだけ早く検出することを目指していると捉えるのが自然な面があるだろう また これまで見つかったがんはスクリーニング効果であるとの説明は県民に対して説得力を持つものとはなっていない 著者は このような混沌の状況を懸念し 1年以上前の平成25年2月4日に 甲状腺がん検診のリスクのお知らせ として たむらと子どもたちの未来を考える会AFTCのHPに掲載していた 甲状腺がん検診のリスクのお知らせ このような中 チェルノブイリ組織バンク所長のジェリー トーマス氏が福島県を訪問するとの話があり 彼女が県民に貢献できる場を設定できないかとの打診があった 困難な課題である甲状腺検査の問題を真正面から捉えるシンポジウムを企画し これに貢献していただくこととした 3 地域シンポジウムの目的と目的達成のためのコーディネート ⅰ 目的 福島県民の疑問に向き合い 何ができるかを意見や立場の違いを超えてみんなで考えることを目的とした 対立だけでは 社会の問題を解決するのは困難であることから福島県立医科大学や福島県保健福祉部県民健康調査課の取り組みを支援することを目指すものとした また議論を開いたものとするために メディアの方々にも参加を求め 彼らのさまざまな工夫によってこのシンポジウムのことを多くの人に知っていただけることも目指した ⅱ 開催地 シンポジウム開催地を交通の便が良い都市部では無く あえて不便な山間部を選択した 伊達市霊山町の廃校を活用した施設であるりょうぜん里山がっこうを会場とすることで 山間部の住人のみなさんのご意見が得られることとを期待した りょうぜん里山がっこうは これまで保養活動など放射線対策を推進されており 意見の多様性を確保することも目指した それだけではなく 場所と施設の選定が個性的でかつテレビや写真の画像が背景も含めて魅力的であることから 多くのマスコミの取材を期待した これを受けて シンポジウム名も地域シンポジウムとした 地域の方々の手作りの歓迎セレモニーをシンポジウムの前後に開催し シンポジウムだけではなく全体としても楽しめるイベントになるようにした ⅲ パネリスト パネリストは 以下の7名の方とした ジェリー トーマス インペリアル大学分子病理学部長 チェルノブイリ組織バンク所長 浦島充佳 東京慈恵会医科大学分子疫学研究室 教授 越智小枝 相馬中央病院内科診療科長 バーバラ ジャッジ 東京電力原子力改革監視委員会副委員長 元英国原子力公社会長 地域住民 伊達市霊山町にお住まいのご夫婦 半谷輝己 地域メディエーター 県民健康調査 検討委員会の議論への貢献を踏まえて 専門家は公衆衛生を学ばれた医師とした 偶然 参加する両人ともトーマス氏が所属する英国インペリアル カレッジにゆかりがあり このため調整も僅かで意思疎通が実現できた 浦島氏は 伊達市に隣接する桑折町の放射線アドバイザーを務めかつ小児科医でもあるため分かり易い説明に長けていることから甲状腺がん関係の全般の解説をお願いした 越智氏は災害公衆衛生も学ばれていることから 地域で診療に従事されている立場としての発言をお願いした 地域メディエーターと専門家の事前ミーティングは6時間を超えるほど密に行った バーバラ ジャッジ氏のオブザーバーとしての参加は 世界的に著名な方が伊達市霊山町の山間部に位置する りょうぜん里山がっこうをご訪問していただけることを印象づけ 霊山町のみなさんから極めて好意的に受け取られ 国際色を交えた地域シンポジウムとなった 結果として 男女3名ずつのパネラーによるシンポジウムになった 地域代表は ご夫婦での参加を強くお願いし承諾して頂いた 事前インタビューで 甲状腺検査の受診の可否やがんの摘出手術の時期の問題では 夫婦間でも意見の相違が多く認められたので それらの意見の違いを大切に扱いたかったからである 地域メディエーターとこのご夫婦の事前ミーティングは30分程度とし シンポジウムはでは自由にご発言できることを約束した シンポジウム本番では 専門用語や福島の方言の通訳と傍聴席とパネリストを繋ぎ 赤青カードを使用し参加者の意見の多様性を確認するなどの会場の空気つくりを地域メディエーターが担った ⅳ 着地点 専門家からの一方通行の問題提起で終わらせない様に 重要な論点を次に繋がるように議論を進め 会場からの意見も踏まえて 課題として2つから3つの事項を提示することを目指した ⅴ 利益相反情報と主催団体 主催団体は地域メディエーターが所属している市民団体の家族の リスクマネジメント勉強会 とした また 利益相反情報は告知案内サイトやシンポジウムの最初にきちんと告知した 告知サイト ⅵ タイトル 地域シンポジウム 福島県伊達市霊山町から チェルノブイリ組織バンク所長のジェリー トーマス先生と対話してみよう 甲状腺検査ってなんですか 主催団体 家族のリスクマネジメント勉強会 とした 写真2 シンポジウムで語る越智医師 右 と半谷氏 半谷輝己 はんがい てるみ BENTON SCHOOL校長 地域メディエーター 福島県双葉町生まれ 現在は田村市に在住 塾経営をしながら 2012年からは伊達市の放射能健康相談員として 市の学校を中心に180回の講話 100回を超える窓口相談 避難勧奨区域の家庭訪問 を実施 13年度より 福島県内の保育所からの求めに応じて講演を実施 日本大学生産工学部工業化学科卒 同大学院工学修士 半井紅太郎の筆名で ベントン先生のチョコボール 朝日新聞出版 を発表している 以下 下 対話深めた地域シンポ に続く 2014年8月25日掲載 映像資料 映像 電力自由化まであと2ヶ月 電気代は安くなるのか 2016年2月2日放送 出演は竹内純子さん NPO国際環境経済研究所理事 主席研究員 宇佐美典也さん エネルギーコンサルタント 池田信夫さん アゴラ研究所所長 4月から電力の小売りが自由化される そのプラスとマイナスを分析した また池田さん 竹内さんは共に 1月に亡くなった国際環境経済研究所の澤昭裕さんと共に仕事をしてきました 澤さんの追悼と思い出を番組で振り返った 映像 中東の激動で原油はどうなる 2016年1月13日放送 出演は岩瀬昇氏 エネルギーアナリスト 池田信夫氏 アゴラ研究所所長 司会は石井孝明氏 ジャーナリスト 1バレル30ドル割れの原油価格の下落が続く一方で 中東情勢の不透明感が増している 2016年の原油価格はどうなるのかを考えた 映像 原子力報道 メディアの責任を問う シンポジウム

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  • 福島の不安に向き合う(下)--対話深めた地域シンポ : Global Energy Policy Research
    それぞれがご意見を持っていることが確認された 各人には 赤青カードが配られて パネリストからの質問に対して簡単に意思表示し その結果を参加者で確認できるようにした 写真4 語り合う参加者 質問1 甲状腺検査は 先行調査と本格調査に分かれています 先行調査は 本格調査で甲状腺がんが増えたかどうかを調べるために ベースラインを知るためのものとされています この説明に納得できますか 会場の傍聴席のみなさんの反応は 質問の意味が分からない人が半数となり 先行調査はベースラインを調べるものであると県立医大が説明していること自体を初めて知ったと言う質問にはほぼ全員が青 Yes であった 質問2 この検査では 甲状腺がんの死亡を避けることのみが重要だと思いますか それとも原発事故の影響で甲状腺がんが増えたかどうかも科学的に判定できるようにすべきだと思いますか ベースラインが分からない だから 福島県民以外でも甲状腺検査を実施すべきと言う傍聴席からの意見への賛同が大半を占めた これまでの甲状腺検査で見つかった甲状腺がんが原発事故と関係があるかどうかは 対照群との工夫した比較がわかりやすい判断材料を提供することになる 参加された方々の率直な気持ちは 県外の方々にも調査を行い 福島の健康調査に貢献していただき判断材料を得たいというものであった では これをこのシンポジウムの結論とすべきかと参加者に問うと 参加した女性から 同じ苦しみを他県の方々にさせてはいけないという訴えがあり これには参加者全員から拍手が沸いたものの やはりベースラインの検査を福島県外でも行うべきという意見が強かった ベースライン調査であれば 全数検査にこだわらなくてもよいのではないかとの意見も会場から出された 質問3 甲状腺超音波検査を受ける前に 検査を受けることでもたらされるかもしれない不利益についても説明が必要だと思いますか 初めて満場一致で傍聴席が青一色となった 過剰診療も含めてもっと勉強すべきという強い意見もあった ⅲ 結論 先行調査がベースライン調査だったということが後から分かった 調査の目的自体がきちんと告知されておらず 理解されていない 検査を受けることによる利益 不利益を事前に伝えるべきだ 以上の2つを今回の地域シンポジウムの結論とした すると 傍聴席から専門用語による極めて分かりにくい説明に対して専門家へ改善を求める苦言を含めてシンポジウムの成果のまとめとも思える発言も飛び出し 会場内は拍手でこれを歓迎した この発言を受けて トーマス氏より 健康と言う身近な問題を簡単な言葉で伝えることが出来ない専門家を代表して自ら反省の弁が示され このシンポジウムの結論を 翌日に福島県立医科大学を訪問し県立医大関係者に伝えることを約束した もっとも 甲状腺検査や甲状腺がんの勉強会のツールとして 県立医大放射線医学県民健康管理センターの 甲状腺検査 出張説明会を紹介したところ 会場の参加者もパネリストの誰も その説明会の存在を知らない事実もあった 5 地域シンポジウムを終えて 交通の便の悪いところで開催したために 甲状腺がんの問題を真剣に考え意見を言いたい方と地域の声を伝えたい方が集まったようだ 同時に 大手新聞社2社 朝日 毎日 地元新聞社2社 福島民友 福島民報 テレビ局1社 NHK福島 その他のジャーナリスト1名とメディア関係者にも参加いただいた 翌日の昼のローカルニュースでも シンポジウムの様子は放送され 多くの福島県民への情報提供が実現できた また これまでの多くのシンポジウムに見られるようなパネリストが一方的に情報発信をする形や会場から罵声が飛ぶような雰囲気とはならずに 会場に集まった全員が議論に参加し活気あるシンポジウムが出来た 特質すべきは 傍聴席とパネリストの議論以外に傍聴席の参加者同士が議論し合う時間が機能したことだ そこで有意義な対話があった このことは シンポジウム中に参加者が専門家の解説を理解できた証拠であり さらにそれを元に 自分たちが何をどうすべきかを議論したことになる このことが今回のシンポジウムの最大の成果と言えるだろう このようなコンパクトで地道で さらにローカルな場所でのシンポジウムの積み重ねが福島県民を力づけていくことに繋がるのだろうと思える このシンポジウムの開催に当たり 霊山太鼓の子どもたち 里山合唱団のみなさん そして りょうぜん里山がっこうの高野ご夫妻には多大なご協力をいただき感謝いたします ありがとうございました 半谷輝己 はんがい てるみ BENTON SCHOOL校長 地域メディエーター 福島県双葉町生まれ 現在は田村市に在住 塾経営をしながら 2012年からは伊達市の放射能健康相談員として 市の学校を中心に180回の講話 100回を超える窓口相談 避難勧奨区域の家庭訪問 を実施 13年度より 福島県内の保育所からの求めに応じて講演を実施 日本大学生産工学部工業化学科卒 同大学院工学修士 半井紅太郎の筆名で ベントン先生のチョコボール 朝日新聞出版 を発表している 2014年8月25日掲載 映像資料 映像 電力自由化まであと2ヶ月 電気代は安くなるのか 2016年2月2日放送 出演は竹内純子さん NPO国際環境経済研究所理事 主席研究員 宇佐美典也さん エネルギーコンサルタント 池田信夫さん アゴラ研究所所長 4月から電力の小売りが自由化される そのプラスとマイナスを分析した また池田さん 竹内さんは共に 1月に亡くなった国際環境経済研究所の澤昭裕さんと共に仕事をしてきました 澤さんの追悼と思い出を番組で振り返った 映像 中東の激動で原油はどうなる 2016年1月13日放送 出演は岩瀬昇氏 エネルギーアナリスト 池田信夫氏 アゴラ研究所所長 司会は石井孝明氏 ジャーナリスト 1バレル30ドル割れの原油価格の下落が続く一方で 中東情勢の不透明感が増している 2016年の原油価格はどうなるのかを考えた 映像 原子力報道 メディアの責任を問う シンポジウム 2015年12月8日開催 静岡県掛川市において 出演は田原総一朗 ジャーナリスト モーリー ロバートソン ジャーナリスト ミュージシャン 松本真由美 東京大学客員准教授 キャスター の各氏が出演 池田信夫アゴラ研究所所長が司会を務めた 原子力をめぐり メディアの情報は 正確なものではなく 混乱を広げた面がある それを メディアにかかわる人が参加し 検証した そして私たち一般市民の情報への向き合い方を考えた 映像 日本のプルトニウムの行方 2015年11月24日放送 出演は鈴木達治郎氏 長崎大学核兵器廃絶研究センター長 教授 池田信夫氏 アゴラ研究所所長 司会は石井孝明氏 ジャーナリスト 核兵器廃絶を求める科学者らの パグウォッシュ会議 が今年11月の5日間 長崎で開かれました 鈴木氏は その事務局長として会議を成功に導きました また14年まで国の原子力政策を決める原子力委員会の委員長代理でした 日本の原子力の平和利用を考えます 映像

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  • アゴラシンポジウム「持続可能なエネルギー戦略を考える」報告 : Global Energy Policy Research
    3 11以後のエネルギー 原子力政策 で 原子力委員会委員長代理の鈴木達治郎氏は次の主張をした 原子力政策では 福島事故の対応が最優先であり 予算 人員はこれに集中すべきである 事故の影響の最大の問題は 国民の信頼喪失 そのため 透明化 公正化 国民の意思決定の参加を推進すべき 原子力の政策転換が必要であるが それには移行期間が必要である 高速増殖炉の利用 そして使用済核燃料を加工して再利用する核燃料サイクルを進めるという政策から 柔軟な選択肢を整備することが必要である 使用済核燃料の最終処分の問題も 国の関与を深め 解決を目指する必要がある 一橋大学教授で 総合資源エネルギー調査会の基本問題委員会委員など 政府の政策決定にも参加する橘川武郎氏は鈴木氏の主張を評価をした そして最近のエネルギー政策について リアリティ 現実性 が欠けていることが問題 と指摘した 原発ゼロを唱えるなどのかつての民主党の政策も 3 11前に戻ろうとする自民党 経産省の一部にある考えは いずれも問題 という 竹内さんは 原子力ゼロが目先は可能か かを 考える必要があると指摘した エネルギーは 経済性 環境 安全という 3つのE を考える必要がある また温暖化対策など 他の政策との整合性の上で議論を深めるべき という シンクタンク ソフィアバンク代表の田坂広志氏は社会評論 企業の育成活動で知られるが 放射性廃棄物の最終処分方法を20年に渡って研究した専門家である 内閣官房参与として福島事故対策で 菅政権のアドバイザーにもなった 原子力の拡大には 慎重であるべきという 技術的に地層処分の実現は可能であるが その場所は見つからない パブリックアクセプタンス 国民の納得 が得られない この現実を直視すべきだ と述べた そしてNIMBY Not In My Back Yard 必要性は分かるが裏庭にはつくるな が日本を含めてどの国にもある 日本で安全な原子力発電の運営が行われ続け 信頼がつくられたら 最終処分の議論も進むかもしれなかった しかし福島事故の後はほぼ不可能だと判断している と指摘した さらに 真剣な反省のないまま問題が進む無責任さが国民の不信を招いている と 警告した 参加者は 原子力発電をいきなりゼロにすることには難しいと一致した また40年廃炉のルールが法制化された以上 原子力の発電割合は長期に渡って減ると予想していた ただし 意見は分かれた 今のままでは原発をめぐる議論は感情的になる どちらに進むにしても ある種のポピュリズムに直面しする 国民が自ら学ぶ長い時間が必要だ と 田坂氏は述べた 一方で 司会を務めたアゴラ研究所の所長の池田信夫氏は 原子力の先行きの議論とは早急な解決の必要がある問題を解決しなければならない 現状は日本の原発が停止することで 一日100億円程度の余分な燃料費がかかっている と指摘した まとめ 信頼回復 への長い道のり シンポジウムで繰り返されたのは エネルギー政策をめぐる 信頼の喪失 だ それは事故そのものに加え これまでのエネルギー 原子力行政で 知らされなかった だまされていた という印象を多くの人が抱いたことにあるだろう それが恐怖という感情や 反原発を政治的な力にしようという一部の政治勢力の思惑も流れ込み 不信と混乱が解消されない状況が続いている 議論の中には 事実を直視しないものもある 第1セッションでは ニコニコ生放送のアンケートで 日本で原発事故の健康被害が起こると考えますか と いう質問を行った はい いいえ と2種類の設問で 前者が49 となった 健康被害の危険は少ないのに 多くの人が誤った情報を信じている これは深刻な問題だ しかし これも 政府や専門家の発言を信じられない という感情が背景にあるのだろう そしてこれは 国民一人ひとりの問題でもある 一つのアイデアとして 使用済核燃料を各都道府県に人口に合わせて貯蔵義務を加え 住民責任を考える方法があっていいと思う もちろん原子力の導入と利用に 多くの人々は決定に参加できなかった しかし今後は意思決定に 自らの問題としてかかわるきっかけになるのではないか と 田坂氏は提言した 原子力の利用の継続と重要性について 参加者の多くは肯定的な見方を示した 持続可能なエネルギー戦略は バランスを持った多様なエネルギー源を コストを配慮しながら利用することにある その中で 今の時点では 原子力は一つの選択肢としての意義は今でも持つ しかし いくらその長所を主張しても 社会の受け入れが進まない限り 日本が原子力を利用することはできない もちろん 反対論には非合理さや感情論も目立つ しかし その中にある正当な疑問にも眼を向け 社会的な合意をつくる必要がある エネルギー政策における信頼回復と国民的合意の道のりは長く 難しい問題ということが 改めてシンポジウムで浮き彫りになった しかし どの立場にあっても 私たちはエネルギーの選択を自らの問題として受け止め その適切な姿を考え続ける必要があるだろう アゴラ研究所フェロー 石井孝明 2013年12月12日掲載 映像資料 映像 電力自由化まであと2ヶ月 電気代は安くなるのか 2016年2月2日放送 出演は竹内純子さん NPO国際環境経済研究所理事 主席研究員 宇佐美典也さん エネルギーコンサルタント 池田信夫さん アゴラ研究所所長 4月から電力の小売りが自由化される そのプラスとマイナスを分析した また池田さん 竹内さんは共に 1月に亡くなった国際環境経済研究所の澤昭裕さんと共に仕事をしてきました 澤さんの追悼と思い出を番組で振り返った 映像 中東の激動で原油はどうなる 2016年1月13日放送 出演は岩瀬昇氏 エネルギーアナリスト 池田信夫氏 アゴラ研究所所長 司会は石井孝明氏 ジャーナリスト

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  • 期待される海水からのウラン捕集研究の現状〜日本の豊かな海の活用法: Global Energy Policy Research
    温暖でプランクトンが少なく 微生物による捕集材の目詰まり影響が低いという予想のもと 性能の向上が見込める沖縄海域に移して実施した 沖縄海域の海水温は30 であり むつ海域より10 高いことから むつ海域での捕集性能2 0gウラン kg 捕集材 1kgあたりの捕集材重量換算で2 0gのウランを捕集するという意 と比較すると 10 の海水温上昇で捕集性能が1 5倍向上することがわかった また 捕集材形状を改良した効果により むつ海域での捕集性能0 5gウラン kg 捕集材と比較すると 捕集性能は3倍向上したことになる これは 10 の海水温の上昇で 捕集性能が1 5倍向上することを考慮すると 捕集材の形状の改良により 海水との接触効率が向上し 性能が2倍向上したと言える また 小規模な試験では 30日浸漬で3 0gウラン kg 捕集材の性能が達成されたため 60日での捕集性能は少なくとも 4 0 gウラン kg 捕集材はあると見積もることができる 加えて モール状捕集材を活用した係留方式では 捕集材芯部にフロートを組込み 海底から立ち上げ 立上げ係留が水面下40mまでの間に障害物を置かない構造としたことで 浸漬回収時以外は船舶の航行に支障をきたさない利点があるとともに その係留方法の特性から 波浪などの海嘯の影響も受けにくく 安全面からも現実性が高い 残る論点 漁業 海洋関連産業との共生 このような捕集方式を現実的に考える場合 一つの課題として 漁業との共生 つまり捕集材を浸漬することで魚類の生活形態が変わることが危惧される 捕集材は水温が高いほどウランの捕集効率が良くなるので 温暖な海域が好ましいことは述べてきた そこで 温暖な黒潮本流のルートを考えると 西表島から宮古島の海域 沖縄から奄美大島の西側海域 種子島 屋久島海域 日向灘 土佐湾などが適地であることが分かる 捕集材の立ち上げ係留が障害となる漁業としては 定置網 養殖イケスなどがある 移動しながら操業する延縄漁 底引き網漁 刺し網漁 巻き網漁などについては今後の課題であるが 捕集材の係留海域との調整が不可能ではないと考えられる 通信 電力関係の海底ケーブルについては 敷設や引上げが頻繁に行われることがないので 2 3ヶ月毎に引き上げる捕集材の係留とは共存可能と考えられる 次の検討課題は 漁業とマリンレジャーなどの海洋性レクリエーションとの間では徐々に共存が進む中 果たしてエネルギー資源の確保という観点ではいかがなものであろうか ということになる 現在 海洋に関しては 漁獲可能量制度や資源回復計画などにより資源の保存 管理が進められているが 我が国の周辺水域の海洋資源 特に魚介類などの生物資源の状況は 資源評価が行われている資源のうち半分が依然として その保存 管理の状況は低位水準にあると言われている これは 海洋環境による影響のほか 沿岸海域の開発等によって水産物の産卵 育成の場となる藻場 干潟の減少などが要因であると述べられている 海水中からの希少金属を回収するための海洋試験もまた魚介類への影響が懸念される むつ市沖の試験では 捕集材を充填した係留索などに海草類が固着することやアンカーなどにも貝類が生存していることが確認できたことに加え 捕集材を引き上げる際には 捕集材の中から魚も現れ まさに魚礁であったことがこの目で確認できている また 沖縄沖での試験では 捕集材の繋ぎ目にイカが卵を生み付けており 写真4 魚の産卵場 稚仔魚の生育の場になりえることも確認できている モール状捕集材は 好漁場の要素としてあげられるロープの周囲に渦流が生じ 魚類が滞留しやすく 外敵から身を守る構造であることから まさに魚礁に適した設計になる可能性が高い 写真4 モール状捕集材に生み付けられたイカの卵 海水からのウラン利用が広げる期待 こうしたデータと実験結果を考えると 補集の規模の拡大 補集技術の一段の向上によって 将来的にはウラン1kgグラム当たり数万円まで 採取コストを下げることは可能であろう ウランの自給がほぼできない日本の現状を考えれば 無尽蔵と言える海水からのウラン採取は 原子力を利用するにあたって 有効なエネルギーの手段と言えるであろう 鉱石ウランとの比較でも 十分に採算のある海水からのウラン燃料を作れる 日本のエネルギー政策を将来に渡って選択肢を限定する必要はない 火力 水力 またシェールガスなどと共存し これらに係る開発に時間的猶予を与える観点でも海水からのウランを採取するのは 決して非現実的ではなく 極めて実現の可能性が高い手法であると思われる また この補集はウランだけではない レアメタルなどの利用も可能だ 海水に溶けているウランのみならずレアメタルは 実験室レベルでの技術は確立されている そして 何より探す手間のかからない極めて現実的な埋存資源として利用することができる 補集では パナジウム ニッケル コバルトなどの希少金属を集めることができた 仮に 金属資源の補集場所が 漁場となって海洋利用に制限がでる場合においても その海面上では洋上風力発電などとコラボしたエネルギー発電手法などに展開できるのではないだろうか 福島原発事故以降 原発の停止は余儀なくされている しかしEEZを利用した新たな可能性を 研究者として期待している それはウランや鉱物資源の輸出など 日本の新しいビジネスチャンスにも繋がるかもしれない 瀬古 典明 せこ のりあき 工学博士 独立行政法人日本原子力研究開発機構 量子ビーム応用研究部門 環境 産業応用量子ビーム技術研究ユニット 環境機能高分子材料研究グループ 研究主幹 グループリーダー 2013年7月29日掲載 映像資料 映像 電力自由化まであと2ヶ月 電気代は安くなるのか 2016年2月2日放送 出演は竹内純子さん NPO国際環境経済研究所理事 主席研究員 宇佐美典也さん エネルギーコンサルタント 池田信夫さん アゴラ研究所所長 4月から電力の小売りが自由化される そのプラスとマイナスを分析した また池田さん 竹内さんは共に 1月に亡くなった国際環境経済研究所の澤昭裕さんと共に仕事をしてきました 澤さんの追悼と思い出を番組で振り返った 映像 中東の激動で原油はどうなる 2016年1月13日放送 出演は岩瀬昇氏 エネルギーアナリスト 池田信夫氏 アゴラ研究所所長 司会は石井孝明氏 ジャーナリスト

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